2017年9月20日水曜日

自分を買いかぶることは、自己嫌悪に陥るより軽い卑しからぬ罪である。

自分を買いかぶることは、 自己嫌悪に陥るより軽い 卑しからぬ罪である。ウィリアム・シェークスピア


自分を買いかぶることは、自己嫌悪に陥るより軽い卑しからぬ罪である。

これは、ウィリアム・シェークスピアの言葉です。

僕はシェークスピアについて造詣が深いわけでもありませんが、この言葉はものすごく心に刺さりました。

そして、誰にとっても大切なメッセージだと思います。

まず、自分を買いかぶる…

ということは、ことに同調圧力の強い、日本では〝悪〟と思われがちです。

自信家

という言葉にも、どこか批判めいた雰囲気が漂います。

でも、自信家でいいんです。

自信というのは…
まさに〝自分を信じる〟
ということです。

これは本当に大切なことで、自分が自分を信じてなくて、一体そんな自分を他人が信用してくれるでしょうか?

自分を信じる… ということは、すなわち自分を愛する。ということと同じです。

そこが全ての出発点です。

自分を愛せないから、人を、世の中を批判してしまうのです。

そして、人を変えよう… として、そこに様々な軋轢を生み、苦悩が発生します。

自分を信じる人、愛する人はまた、他人のことも信じ、愛することができます。

自分のあるがままを愛し、受け入れることが出来る人はまた、他人のあるがままを認めることができるのです。

もう一度、シェークスピアの言葉を引用します。

自分を買いかぶることは、自己嫌悪に陥るより軽い卑しからぬ罪である。

この言葉を別の側面から見ると…

自己嫌悪というのは、重くて卑しい罪である。

という意味でもあります。

そうです、自分を愛せない、自分を認められない、自分に自信がない…
つまり、自分が嫌い…
という感情は、重くて卑しい罪なんです。

確かに、人間は時に失敗もするし、人を傷つけることもあります。

おそらく全ての人が、その成長の過程で、

親に、教師に、友人に、上司に、叱責された経験があるかと思います。

そういった失敗や嫌な感情を繰り返すうちに、誰もが自信を失い、自分の嫌なところばかりに目がいって、自己嫌悪に陥りがちです。

でも、自己嫌悪というのはマイナスの感情で、プラスのものは一切生み出しません。

逆に
自尊心、自己肯定感というのは、プラスの感情で、そこからは素晴らしいものが生まれてきます。

そして、自己肯定感の強い人は、他人のことも自分同様に肯定することができます。

たぶん、僕達は、特に日本人というのは、真面目すぎて、責任感が強すぎて、いろんなことにがんじがらめになっている… そんな気がします。

もっと、ふわっと、シンプルに人生を楽しむ
という視点が必要なのかもしれません。

僕にも欠点はたくさんあります。

奥さんにも、しょっちゅう叱られています…

でも、自分の中の神、神である自分を信じています。

あなたの中にも当然神はいます。

そしてあなたも神です。

神である自分に自信をもって愛してください。

PS
僕たちは、体験するために生まれてきました。
VRゲームもぶっとぶ、超絶リアルな人生ゲームを僕たちは生きています。
そこには本当の意味での失敗なんて体験はありません。
全ての起ることに意味があるのです。
魂の成長のために必要な、善き事しか本当は起きてないのです。

それがわかっていれば、人生の選択肢に迷うことはなくなります。

なぜなら、 右の道でも、左の道でも、どちらの道も正解だからです。

また、過去の失敗とか、後悔…

選択を失敗してしまった…

あの時、こうしていれば…

ということも一切考える必要はないんです。

あなたの魂にとって、それが必要だから、ただそれが起こったんです。

なので、安心して、宇宙を信じて、次はどんな展開が待っているんだろう?

と、ワクワクしながら、日々、自分を磨き、最善を尽くす。

自分を信じ、自分を愛し、人を愛する。

これが、この人生ゲームを楽しむための最大のコツです。


PS2
僕は40歳を目前に、欝病になりました。
仕事も出来ず、家から出ることもできなくなりました。
頭の中が常にぐるぐるまわっていて、目眩がして、何もできず本当に苦しかったです。

足元がずっと揺れている感覚があって、世界から切り離されたみたいで、もうまともな人間には戻れない… という恐怖がありました。

当時はそんなふうには全く思えなかったけど、それを通り抜けた今思っていることは…

うつ病こそ、僕の人生で起きた最大の神からの恩寵であった。

ということです。

一度、自分を捨てて、全てゼロからリスタートしたことで、やっと本当の自分に戻ることができました。

ありのままの自分

あるがままの自分

に、やっとOKが出せるようになりました。

あるがままの自分のOKを出せるようになると、本当に人生が楽になりました。

これからも、失敗したり、泣いたり笑ったりしながら、リアル人生ゲームを、愛する人と共に楽しんでいこうと思います。
(*^_^*)


編集後記

本日紹介したシェークスピアのこの言葉
↓  ↓  ↓
自分を買いかぶることは、 自己嫌悪に陥るより軽い 卑しからぬ罪である。

という言葉はこの本で知りました。
↓  ↓  ↓


著者のドミニック・ローホーさんは
フランス生まれで、日本在住歴30年、現ニューヨーク暮らしで
禅を実践し、シンプルライフを提唱した本を多数出版しています。

この本は、サイズも小さくて、ページも少なくて、オールカラーでイラストもたっぷりで、すごく読みやすいです。

それでいて、大切なことが凝縮されてコンパクトに書かれています。

この本に書かれていることを僕も生活に取り入れていこうと思います。



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1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

あゆむ様
僕も何年か前までは重い鬱病でした。
そんな中であゆむさんのblogを見ました。
色んな精神世界の本や心理学の本をそのまま引用すること無くあゆむさんの経験を元にご自身の言葉で綴られるblogは心をスッと染み込みます。ありがとうございます。
豊中在住
トモロウ