2014年4月24日木曜日

うつ病の果てに得た結論【努力も我慢もいらない】



久しぶりの更新になります…

あまり気負わずにはじめた、このブログですが、嬉しい事に、最近では毎日500人から700人ぐらいの人に読んでもらってます。

このブロガーというグーグルが提供しているブログサービスでは、僕のブログに訪問してくださった方が、どういうキーワードを入力して、このブログを訪問してくれたかがわかるようになっています。

例えば最近では、下記のキーワードで検索している人がこのブログを訪問してくれています。

悟りを開く
仕事辞めたい病
引っ越しうつ
うつ 仕事
仕事辞めたい
うつ 悟ってしまった
うつ 悟り
まずは、自分を愛する スピリチュアル
あるがままに生きる
あるがままの自分

【悟り】と【うつ】と【あるがまま】という3つのキーワード…

確かに僕はその3つのことについて、このブログで繰り返し書いています。

それは、僕が【うつ】になって、仕事もやめて

苦しみから解放されたくて【悟り】を開くしかない… と思い、

でも、悟りの道は遠く、そしてついにあきらめて、もう【あるがまま】で生きよう… 

と決意したら、すごく楽になった…

という体験をしたからです。


このブログをはじめた理由は、現在うつ病で悩んでいる人にとって、少しでも役にたってほしいという思いがあったからでした。

僕としては、たった1人でもいいから、僕のブログを読んで誰かが少しでも楽になったらいいな… と思っていたのですが、時々コメントをもらったり、訪問者の方も増えてきて、それはすごく嬉しいことなんだけど、少しだけプレッシャーというか、心のすみに「つまらないことは書けないな…」なんていう思いがありました。

ですが…、そう思う自分の思いそのものが、まさにマインド・エゴの声だということもわかっています。

とにかく、僕はうつ病から脱出する際に【あるがままに】生きると決めました。

なので、このブログでもかっこつけずに、ありのままの体験や気づきをこれからも書いていこうと思います。

■うつ病に向けてまっしぐら!?

さて、うつ病についてです。

僕の39年間の人生は、決して輝かしいものではありませんでしたが、それなりに充実していて、うつ病なんてものは、僕にとっては遠い世界の話でした。

僕は自分の力を信じていました。

本が大好きで、特にビジネス書とか自己啓発書が大好きだったので「7つの習慣」をはじめ、そのたぐいの本はほとんど読んでいて、時間管理とか、能率とか、自己実現とか、成長とか、つねに仕事では成果をしっかり出したいと思っていたし、実際にまわりの方から評価されたりもして、そういうがんばっている自分が好きでもありました。

なので、うつ病というのは自分にとっては遠い世界の話だったし、まさか自分がうつ病になるなんてことは考えたこともありませんでした。

でも、僕はうつ病(正式には不安障害という診断でした)になりました。

うつ病になってから、うつに関する本をたくさん読んでわかったことは、僕はある意味、うつ病に向かって一直線に生きていたんだな… ということです。

努力が好き、自己実現したい、責任感が強い、人から認められたい…

僕はそんな風に生きていましたが、こういうエネルギーって、僕たちが社会生活を営む上でプラスに働く場面もいっぱいあります。

でも、努力が報われなかったり、人生プランが狂ったり、大きな失敗をしたり、人に負けたり、そういう負の現実にぶつかった時には、逆に大きなマイナスエネルギーとなってしまいます。

真面目な人ほど、がんばりやさんほどうつ病になりやすい… と言われています。

僕もそういう面がありました。

もし、あなたがうつ病や、その予備軍であるのならば、あなたにもきっとそういう、がんばりすぎる面があるのだと思います。


■がんばらなくてもいい


さて、うつになり、精神世界を探求し、うつから脱出して、日々、ささやかな仕事と農作業と瞑想に生きる今、僕が思っていることは

がんばらなくていい

ということです。

「努力は大事」「我慢は大事」とか「根性で乗り切れ!」とかが、美徳とされる風潮がありましたが、それって本当にそうなんでしょうか?

僕が理解している宇宙、僕がつながっている神さまは、努力も我慢も根性も一切望んでいません。

むしろ、それはナンセンスなことであると教えられました。

神さまが望んでいることはただ一つ…

それは、あなたがあなたらしく生きることです。

あなたが心からしたいことを喜んでしていることが、神さまにとっても一番うれしいことなのです。

誰かのために、自分を犠牲にしたり、
組織のために、自分を偽ったり
将来のために、今を我慢したり

することは、神さまは、一切望んでいません。

そういう価値観は、100パーセント人間の、あるいは社会のエゴによって作りだされた幻想です。

「えっ! 自分のしたいことをして生きていいの!?」

と、あなたはもしかしたらびっくりするかもしれませんが、

いいんです!^^


もちろん、人を殺したい… とかは当たり前のことですが、論外です。

僕たちには、自分にしかできないご用があります。

それぞれが、それぞれの場所で個の花を咲かせることが地上天国です。

それで、うまくいくように出来ているのです。


僕たちは、生まれてから今日までの間に、

「そんなの絶対に無理!」

とか、

「夢なんて叶うわけがない!」

とか、

「現実をもっと見なさい」

などと言われて、知らずしらず、自分を制限してきました。

したいことと、やらなければいけないことは違う…

と思い込まされてきました。



そもそもが学校教育というもの自体が、集団行動と我慢を植え付けるための洗脳機関のようなものです。

教育とは、本当はその子供がもっている個性とか特徴を引き出し伸ばしてあげることです。

でも、現在の日本の学校では、個性は殺され、集団行動から少しでもはみ出すと笑われ、攻撃されます。

みんな誰もが少しずつ、本当の自分を押し殺すようになります。

そして、夢をあきらめ、気がつけばサラリーマンになって組織のために、自分の夢も時間も体力も全てを捧げることになります。

そして、そのことに自覚がありません。

物事が上手く回転している内は、疑問もなく、それなりに生きていけますが、

どこかで歯車が狂うと、

私の人生って一体…

みたいなことになります。


さいきん時々思うのは、こんな世の中で無目的に疑問もなく生きているほうが狂っていているのかもしれない… ということです。

うつになった人のほうが、本当はまともなのかもしれません…



努力も我慢もナンセンスといいました。

なぜなら、本当に自分が好きでしていることであれば、どれだけがんばっていても、その本人は「努力しています!」とは思ってもいないからです。

好きだからやるんです。当たり前です。

本田選手も香川選手も周りから見たら努力しているように見えますが、本人は

「サッカーが好きで、必死で練習するのは、そんなの当たり前!」

と思っているはずです。

まさに個の花を咲かせているのです。

僕たちは、どこかで自分をあきらめている部分があるので、そういう個の花を強烈に咲かせている人をかっこいいと思い、あこがれるのです。

ワールドカップに出るのは無理かもしれませんが、僕たちは誰もが、自分にもっともふさわしい場所で個の花を咲かせることができます。

こういう話をすると、

「でも、私には夢がない…やりたいことがない…」と思う人も大勢いると思います。

それもOKです。

自分の思うままに、あるがままに生きるのがベストなのです。

あなたの現在が「やりたいことがわからない」という状況であるのならば、まずはそういう自分を受け入れてあげてください。

輝いている【あるがまま】もあれば、

輝いていない【あるがまま】もあるのです。

いや、これは違いました… 派手さや地味さ、収入の多寡はあったとしても、輝いていない【あるがまま】はありませんね…

誰もがあるがままで、それだけで輝いているのです。

現界に生まれて来ただけでもあなたは素晴らしいのです。

何も生み出していないとしても、ただ呼吸をしているだけでも素晴らしいと神さまは教えてくれました。

宇宙の意志を、神様の意志、そして自分の真我を信頼してください。

あなたはただ、あなたであればいいのです。


PS
うつになって、世の中のいろんなことが見えるようになってきました。
仕事も辞めて、独立したことで、自分の頭で、そして魂で物事を考え、感じることができるようになりました。

うつになったということは、一度ゆっくり休んで、自分の人生を振り返れ… ということだと思います。

うつはピンチではなくチャンスです。

あるがままでいいや! と思えたら、必ず病は治り、人生も良い方向に進んでいきます。

今日も長文を読んでいただき、ありがとうございました。

あゆむ 拝
(・∀・)

■編集後記

毎日、朝と夕方に奥さんと一緒に瞑想を30分間しています。

瞑想伝授を受けてからやっぱり瞑想の質が変わってきて、すぐに深い瞑想状態に入れるようになってきました。

30分の瞑想なんて、以前は長すぎてとても無理でしたが、今では30分がかなり短く感じます。

瞑想の大切さについては、現在でもいろんな場面(雑誌やテレビ等)で目にしますが、これからますますクローズアップされていくと思います。

精神世界とか抜きにしても、気力体力がチャージされるし、頭もスッキリするのでオススメです。


■うつになったら読んでほしいページ

このブログでも何度も紹介していますが、僕の欝が一番ひどかった時に、僕を救ってくれたのは津留晃一さんの言葉でした。

ぜひ、読んでください。全文章が宝物です。

津留晃一メッセージ集


■うつになったら読む本

僕は、うつ闘病中に50冊以上の精神世界の本を読みました。

それぞれの本から力をもらうことが出来たけど、一番力をくれたのが「それは在る」でした。

津留晃一さんのメッセージと波長があった人には、特にオススメです。





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こちらのランキングもいい記事がいっぱいあります。
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3 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

「それは在る」さっそく購入して読みました。「手に入れて幸せを感じるのではなく、もう、手に入れる必要がなくなったので幸せを感じるのだ。」ちょっと表現は違うかもしれませんが、すごい!って思いました。追い求めるのをやめた時、至福が訪れるんだって色々な本で読んでたけど、私が今まで感じてきた幸せとは、一時追い求める必要がなくなった時訪れた幸せだったんだって改めて理解できました。ありがとう!素敵な本です。
私は、5/3と5/4の、ボブさんと安部俊郎さんのコラボ講演会、行く予定です。今からとても楽しみです。

あゆむ さんのコメント...

Takuyaさま

管理人のあゆむです。

コメントありがとうございました。^^

「それは在る」の「手に入れて幸せを感じるのではなく、もう、手に入れる必要がなくなったので幸せを感じるのだ。」という表現には、僕も衝撃を受けました。

発想の転換というか、幸せに生きるスゴイ秘訣だと思います。

明日、5月3日のボブ・フィックスさんのセミナーに行くんですね^^ 僕も行きます。

僕のブログを読んでくれているTakuyaさんと、一緒に瞑想できること、なんだかすごく嬉しいです。

あゆむ 拝
(・∀・)

匿名 さんのコメント...

管理人様。
楽しく御拝聴させて頂いております。

ワタシも鬱を患い、床に伏せておりましたが
沢山の意識改革の為に、何十冊と本を読ませて頂きました。
沢山の「気付き」を頂きました。

しかし、最終的には、自分自信との向き合い方
なんだと思います。

「許す事」「受け入れる事」「誉める事」沢山の
生かされている事実を真摯に受け止めるしかないんです。

管理人様のサイトにたどり着いたのも、今が在るからでしょうね。

ありがとうございます。

やま