2014年2月26日水曜日

引っ越しうつ病につける薬

前回(「家を買って引っ越しました」)からの続きです。

ある種、唯一の念願だった憧れのマイホームを手に入れることができました。

僕の職場環境でいえば、本当に日本の最低賃金法のギリギリのラインの薄給だったので、マイホーム購入なんて普通でいえば不可能だったのですが、書籍「シークレット」をはじめとした、引寄せの法則系の本を多数読むことで、思ってもみなかった収入を得、また一軒家というものまで引き寄せることが出来ました。

引き寄せの法則には、いろんな原理原則があって、上手く実現する時と、全く実現しない時の2つのパターンがあります。

僕が使った引き寄せの法則の中で、最も効果が高かったと自分で思うのは

豊かになることを自分に許したことです。

親からの刷り込みと、宗教からの刷り込みで、僕は意識をしていたわけではないにしても、心の奥底では、お金は悪… だと思っていました。
引き寄せの法則をしったことで、僕は自分にそういう潜在意識が潜んでいたことに気付くことができました。

そして、お金持ちという言葉にもあまりいいイメージをもっていませんでした。

そして、何より、自分はお金持ちになることなんて無理… と決めつけていました。

僕は引き寄せの法則の本を数冊読み進める中で、自分の中に知らず築き上げてきた、これらのメンタルブロック・思い込みを1つずつ取り除いていきました。

そして、最終的に

豊かさは善

宇宙は豊かさに満ちている

僕は豊かになろう

と決断しました。

そう決断してから、1年もたたないうちに、僕は職場の年収の10倍以上の金額を臨時収入的に得ることができました。

そのような体験からも、僕は引き寄せの法則は確かに在ると思うし、これからも自分のほしいものや実現させたいことは遠慮することなく宇宙にオーダーを出して引き寄せていきたいと思います。


前置きが長くなりましたが、引っ越しにまつわる悲喜こもごもについて、続きを書きます。

憧れのマイホームを買いましたが、引っ越し前になって急に妻が不安になり、

「引っ越ししたくない。今のマンションから動きたくない…」

と本気で言うようにもなりました。

完全なる引っ越しうつです。


この妻の言動は僕にも大きな影響を与え、僕自身も不安になったし

家なんて買うんじゃなかったかな… 

と激しく後悔する気持ちになったりもしました。

でも、すでに頭金や仲介手数料などで400万円ほど支払っていたし、それに数千万円のローンも残っています。

いろんな思考がわき起こりました。

そもそも家を買うというのに、僕たちはたったの1回しか家を見ていないのに、勢いで買ったようなところもあり、事前にもっと夫婦で話し合いを持つべきであったと後悔しました。

元々のはじまりは、妻に憧れの一軒家に住ませてあげたい… というところからスタートしているだけに、引っ越したくない… と泣く妻の姿を見るのは、本当に辛かったし、俺は何をやっているんだろう… という思考がグルグル周りました。

以前の僕であったらここで思考に巻き込まれ続けて、激しい後悔の中で自分自身も欝になっていた可能性もあります。

でも、今の僕は3か月前までの僕とは全く違う人間だという自覚がしっかりあります。

家を買ってしまったことも、妻が不安がっていることも、何か意味のある体験をさせられているんだな… と思えるようになれていたし、僕自身が不安や後悔の気持ちをもっているのは、僕自身が〝いまここ〟にいないからだ… ということもわかっていました。

つまり以前の僕は完全に自我・エゴと一体化していました。しかもまったく無自覚に!
でも、今では僕の中に自我・エゴがあることを知っているし、そこから生まれる不安や恐怖などの思考に飲み込まれずに、その思考を冷静に観察することができます。

それにこの世に生まれてきたのは

体験するため

という結論に僕は至っています。

なので、いいことも、悪いことも起こる時には起こるものだし、それをしっかり体験してみようと思っています。

だから、最終的には

僕としては一軒家に移っても、ローンを抱えたまま今のマンションに住み続けてもどちらでも構わない… という気持ちになりました。

なので、妻には

「引っ越ししたくないなら、引っ越しがやめよう。確かに数百万円はパーになるし、家が売れるまでは借金も残るけど、それって全部お金の問題だから、お金のために自分の気持ちを犠牲にするのはやめよう。それにお金は僕がこれからどんどん稼いでいくから大丈夫」と、ちょっとかっこいいことを言いました。

妻が熟考の末

「やっぱり引っ越しはやめる!」

と決断もしたし、

翌日には

「やっぱり引っ越す!」

と言い切ったりを交互に繰り返しました。

妻も自分の中の思考やエゴを観察したり、真我につながったりを繰り返していたのだと思います。

そして最終的には今から5日前に僕達は一軒家に引っ越してきました。

結論からいうと、引っ越して正解だったと思います。

もちろん万事Okというわけではなく、引っ越したことで判明したいくつかの問題点はあります。

でも、同じぐらいかそれ以上に引っ越して良かったなと思える点もあります。

この記事は「引っ越しうつ病につける薬」と題しましたが、それが引っ越し前に発症したのであれば、一番いい薬は

とにかく引っ越してみる

ということだと思います。

人間が変化を恐れるのは自然なことです。なので引っ越しという、住まいや学校や人付き合いをリセットしてしまう引っ越しを前に、欝的な気持ちになったり不安を感じるのも当然のことです。

でも、勇気をもって飛び込んでしまえば、住めば都という言葉があるように、高い環境適応能力をもつのもまた人間です。

不安の正体は、未来や未知なるものへの恐怖です。

実際に引っ越してしまうことで、それは未来ではなく、〝いまここの現実となります。

現実になることで、想像と思考の中で作り上げられた恐怖・不安という幻は消えてなくなります。


そして、引っ越した後に引っ越しうつ病になった人。あるいは引越し前から欝で引っ越した後もまだ欝が続いている人

そういう場合は、まずは、それは人間として当たり前のことだと自分を許してあげてください(あるいはパートナーを)。

そして、新しい土地に慣れないなら慣れないで、全然かまわないので、人付き合いでもなんでも、焦らずにゆったりと考えてください。

そして、視点を悪い点だけに向けないよにしてください。

例えば隣人が難しい人であった場合も、そこばかりにフォーカスせずに、

(隣人はどうあれ…)
家族は仲良しだし、まあいっか!

みたいな考えることが大切です。

どんな場所でも、どんな家でも、家族が仲良く暮らせることが一番幸せなことだと思います。

近所付き合いが少々うまくいかなくても、

家族がよければそれでよし! 合格!^^


みたいな感じでとにかくリラックスしてゆっくりと過ごしてください。

今はどんなに苦しくても明けない夜はありません。

それにたいていのことは時間の経過が解決してくれます。

一年前の悩みを覚えてないように、今日深刻な悩みも一年たてばなんてことない場合がほとんどです。

リラックスしていきましょう!^^


PS
引っ越し前後の不安が少しでも軽くなったら嬉しいです。

下記のブログランキングのスピ系の読み物も
あなたの不安を緩和してくると思います。



こちらのランキングもいい記事がいっぱいあります。

精神世界ランキング 



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1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

はじめまして。

とっても良いお話ですね。

あゆむさんは、ごくごく一般的な方ってかんじで
悟りについてのお話がとても解りやすいです。

私も悟りの一瞥っていうのを体験したいなーと
思っていますが、それが執着になってしまって
うまくいきません。

頭では理解してるんですが、その世界を観たいんですよね。
永遠の今、って、みなさんおっしゃいますが、それも掴めません。
もっと他の表現でいうとどうなるの?って、体感してない私は、ちょっとジレンマです。